あれもこれも値上げ!家計への対策は?

みなさんこんにちは!

奈良県の女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の松田真里子です。

 

今回は物価上昇に対しての家計について書きたいと思います。

 

みなさんは、消費者物価指数って聞いたことありますか?

「消費者物価指数」
私たち消費者が、日常生活で購入する商品やサービスの価格がどう動いているのかを表す指標のことを言います。
食品や光熱費、衣料品、交通費、家賃などの価格を調べて、物価が上がっているのか下がっているのかを見ていきます。

そのため、身近なモノやサービスの平均的な値段が、全体的に上がっているのか下がっているのかを見ることができるものなんです。

 

 

データも見てみました。

e-Stat政府統計の総合窓口というHPで、2024年(令和6年)平均消費者物価指数を見てみますと、
2024年平均総合指数は2.7%の上昇、そして3年連続の上昇ということも書かれていました。
2020年を100としたグラフもあり、確かに右肩上がりになっていました。
2024年(令和6年)平均消費者物価指数の動向

何だか毎年、生活費が上がったな~という実感が、データでも、、、です。

 

最新のものでは、総務省が今年の4月のものを発表しています。
総合指数は2020年を100として111.5、前年同月比は3.6%の上昇とありました。
総務省統計局 2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)4月分(2025年5月23日公表)

 

今年の4月と言えば、何があったか覚えていますか?
そう!飲食料品の値上げですね。
帝国データバンクの「2025年4月以降における食品の値上げ動向に関する調査」によると、
主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした4月の飲食料品値上げは、4225品目にも及びました。
食料品以外に、ティッシュペーパーなどの日用品も値上がりしましたので、生活全般に影響がでますね。

 

主食のお米の値上がりがすごいことに

それでは、私たちの主食「お米」はどうでしょうか?
お米5kg1袋の値段の全国平均は、最新データの2025年4月で、4,543円でした。
みなさんのお住いの地域と比べていかがですか?

e-Stat政府統計の総合窓口小売物価統計調査/主要品目の都市別小売価格【2025年4月】「1002うるち米(コシヒカリ以外)」Excel

 

過去と比較するために、こちらの統計より、全国都市別のお米価格を合計し、全国平均がいくらになるのか計算してみました。
e-Stat政府統計の総合窓口小売物価統計調査/月次より計算

2023年1月は、2,033円。
2024年1月は、2,168円。
2024年6月は、2,322円。
2025年1月は、3,828円。
2025年4月は、4,543円。

 

じわじわと上がって、今年に入ってからさらに・・・ですね。
主食が2年前と比べても2倍以上の価格となれば、家計に影響は大です。

1カ月10キロのお米を2023年1月でしたら、4,066円だったのが、
今年の4月でしたら9,086円必要ということですよね。
お米だけでもこの金額が必要、今は生活全般に必要なお金が増えているので、以前より家計の支出大です。

 

 

今、5kg/2,000円代の備蓄米がスーパーに並ぶようになってきていますが、
私のいる地域では、まだ見たことがありません。(スーパーに行く時間帯によるのでしょうか?!)

 

主食をお米以外に替える日を増やすのも一つですが、
やっぱり何にでも合って、腹持ちもいいお米を主食にしたい!という方は多いのではないでしょうか。
主食を変えるのって、食生活を変えることですものね。

ちょうど先週、息子の保育園のボランティアで、裸足で田植え体験のお手伝いをして、とても楽しかったのですが、人の手で行うのは時間がかかりました。
機械を使うとしても、たくさんの田んぼに植えるとなるとやっぱり大変!
農家さんへの感謝の気持ちが強まりました。

 

家計への対策どうしよう?

お給料はUPしている、働く時給もUPしていると言われても、物価上昇には追い付いていない、
家計的にはしんどさが残るのが実感ではないでしょうか。

政府はお米の価格抑制やエネルギー価格対策に取り組んでいますが、物価高騰は当面続くだろう・・・の見通しのため、
個人でもやはり対策はしている方がいいですね。

 

家計への対策、みなさんは何かされましたか?

 

 

①まずは支出を見直してみる

支出を抑えるために節約・・・と言っても、大切な身体をつくる食費を抑えるにも限界があります。
食費などの変動費よりも、まずは、固定費を見てみてください。
一度、下げることができれば、その影響は、これからずっと続きます。

固定費の例・・・
契約したけれどもあまり利用していないサブスク、水道光熱費のプランが合っているか、通信費や生命保険の見直しなど

 

②収入を増やすことを考えてみる

収入を増やすことも、家計改善、将来への大きな対策ですね。
今年は扶養の壁が見直され(103万円の壁はなくなり、123万円の壁などがあります)、
個人事業主の所得の壁も拡大されているため、
昨年よりも、時間が許すのであれば、働き方の見直しや副業などで、収入を増やすのも大切だと思います。

※壁と言われる数字が、去年と変わっていますので、最新情報は講座などでもお伝えさせていただきますね。

 

③将来に向けて投資をする

国の制度として、NISAやiDeCoなども、より利用しやすいようになっています。
預貯金だけであれば、今回のような物価上昇の状況では、預貯金は増えないのに生活費は上昇、生活費を預貯金から補填・・・になると、預貯金は減りますよね💦
お金にも働いてもらう投資(リスクは抑えながら)をスタートさせることで、将来への対策の一つになります。

まだ始めてないよという方は、まずは、知識を入れてみてください。
NISAは100円からでもスタートできますので、不安が大きい方は、まずはスモールステップで始めるのもいいですね。

 

私の家計の対策は、携帯代の見直しからでした。
機種変更で数か月後に解約予定のサブスクが、解約できていなかったのを発見し、3カ月ほど無駄に支払ってしまった・・と、何とも言えない気持ちになりました^^;

 

 

これから、行政様の講座で、働き方や投資などをテーマにお話させていただく予定が少しずつ増えてきています。
もしお近くであれば、ぜひ最新情報を受け取りに来てくださいね。
改めて告知させていただきます。

 

 


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