保育料が高くて働いている意味がない!?保育料を下げるためのコツ
女性のお金の専門家
マイライフエフピー®認定講師の岡ゆみです
働くママ、パパにとって働いている間、大切な子ども預かってくれる保育園。
他にも小規模保育園、企業主導型保育事業、認可外保育園、幼稚園の一室が保育室になっている認定こども園など、子どもを預けて働くママにとってはありがたい施設が増えています。私の住む兵庫県の明石市も待機児童がとても多い地域で保育園に入ることが簡単ではなかったのですが、預けれる施設が増えたなと街中を見ていても感じます。
働いている間に預かってもらえることはありがたいと感じつつも、一方で共働き家庭では保育料が高くて
働いている意味がないように感じる
このようなご相談もいただきます。
現実的に、短期間で見ると割りに合わない!やってられない!と思うこともあるかと思います。私自身も思っていました。でも保育料は3歳児からは幼児無償化にもなりますし、認可保育園の場合は半年ほどで保育料の見直しがありますので、保育料も下がる可能性があります。こちらの記事では保育料を下げるコツや私の事例をお伝えします。みなさんの保育料への不安や不満が少しでも和らぎますと嬉しいです。
保育料はずっと同じではない
私の場合は育休から復帰した当時の保育料は月々59,700円。半年後にもなれば再度保育料が計算し直され37,300円まで下がりました。その後も、ずっと同じ金額でした。
保育料は入所児童の保護者(両親等)の市民税の所得割額から算定されます。復帰当時の保育料は、産前の残業代を含む収入に対して計算され、その後の保育料の見直しでは育休中の収入、さらに復帰後の時短勤務になった後の収入によって計算されます。子どもが生まれると生まれる前に比べると残業ができなくなったり、給与が大幅に下がったため、結果的に保育料も上がることもありませんでした。
もちろん、子どもを産んでからもバリバリと働かれているママさんのご家庭はそこまで保育料が下がることはないかもしれませんが、3歳児(年少クラス)になるまでの辛抱とも言えます。
小さな子どもがいて、働くとなると熱などで急な休み、早退をすることがあると考えると、慣れた職場の方が理解していただきやすいこともありますよね。ですので、働くママには「保育料が働き損だ!」と思って安易に辞めないことをお勧めします。
もちろん、小さいうちは自宅で見てあげたい!などご自身の中での優先順位が明確な方はそれを一番大切になさってくださいね。
保育料を安くするにはどうしたらいい?
●認可保育園の場合
認可保育園は保育料は入所児童の保護者(両親等)の市民税の所得割額から算定されます。ですので保護者ともに、住民税をいかに抑えるかが保育料を安くする鍵です♪出産の病院に払った費用を確定申告して医療費控除する、育休中に配偶者の年末調整において扶養(配偶者控除や配偶者特別控除)の対象にならないかを確認する、iDeCoや確定拠出年金を始めるなど節税対策をすると保育料を下げることもできます。※住宅ローン控除やふるさとの納税による住民税を安くしても保育料は安くなりませんので要注意です。
●認可外保育園など
認可外保育園の場合は収入によって保育料が決まるのではなく、預ける時間に対して一律のところも多いです。ですので、認可保育園だけに限らず、認可外の保育園見学にも行かれることもオススメです。私の家の近くの認可外保育園は収入に関係なく、保育料が月額一律35,000円でした。
認可保育園と違い、保育園が保育料を決めることができるので、施設によって金額は様々ですが、認可外保育園は高いというイメージを持っていて、選択肢に入れなかったがために後で知ってショックを受けないように話を聞きに行って選択肢を増やしてから最後にみなさんにとってもお子さんにとっても一番ベストな預け先に決めることがお勧めです。
幼児無償化は認可外保育園と認可保育園では上限が違う
3歳児から始まる幼児無償化は子どもを育てる親としては非常にありがたい制度です。
ですが、注意点としては認可保育園、幼稚園、認可外保育園など、園の種類によって無償化される上限が違うところです。
内閣府のページにわかりやすく違いが掲載されていました
もちろん大切な子どもを預ける場所ですので、お金だけで比べることはできませんが、違いを知っておくことは大切です。
働くことがリフレッシュになることも
私の場合はですが、子供と育休中べったりだったので仕事中の時間はいい意味でママとしてではなく一人の大人として自分のペースで仕事をすることができたのは、意外にもリフレッシュにもなりました。
もちろん、時短勤務で時間が限られている中での仕事は思ったよりもハードでしたが…
ですが、働いてみないとどんなことを感じるのかは人それぞれでわからないものです^^
先輩ママの話を聞いて、不安に思うことも多いかと思いますが、イキイキと働いておられるママさんもいらっしゃいます。
お金だけでは判断できないこともたくさんありますが、この記事が今後の保育園選びやママの働き方のヒントになりましたら幸いです。
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