iDeCoとNISA 口座選びのポイントはそれぞれ違う⁈
皆さま、こんにちは。
マイライフエフピー®認定ライター・認定講師の
山﨑かづ偀です。
8月に入って、益々厳しい暑さが続いています。お元気ですか?
これからiDeCoやNISAを始めたい方に、
口座選びのために押さえておきたいポイントをお伝えします。
ご参考になれば嬉しいです。
今年の夏休みに、iDeCo・NISAの準備を始めてみませんか。
~iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)ってどんな制度?~
以前のブログでiDeCoの概要についてまとめています。
「iDeCoってどんな制度?」と疑問がある方は、先にこちらをお読みになってみてくださいね!
同様に、NISAについては、来年から始まる新しいNISAについてまとめました。
「NISAってよく分からない!」という方は、先にこちらをお読みいただければ嬉しいです!
~口座選びのポイントは?~
いざ、始めようと思っても、「口座はどこにすればいいの?」と
スタート地点でやる気がそがれてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
実は、iDeCoとNISAでは、口座を選ぶときのポイントが異なります!
以下で、それぞれの制度ごとにポイントをお伝えしますね。
~iDeCo編~
iDeCoは老後に備えて将来の年金を今から自分で積み立てて準備する制度です。
2~30年(それ以上?)もの長い期間をかけていくものなので、ぜひ慎重に検討しておきたいところです。
ポイント1:運用管理手数料が安い(無料)か
iDeCoは口座開設(と保有期間中)に色々な手数料がかかります。
大きく分けて2つあります。
1つ目は年金運用にかかる費用です。
これはどの金融機関に口座を開設しても同じようにかかるので、気にしなくていいと思います。
2つ目は、金融機関ごとにかかる手数料(運用管理手数料)です。
金融機関ごとに異なり、無料のところもあれば数百円かかるところもあります。
毎月の事ですから、たとえ300円でも30年経つと10万円以上の差が出ます。
運用管理手数料は無料!の金融機関を探すとよいでしょう。
【ご参考】年金運用にかかる手数料について
加入・移換時手数料(初回1回のみ):2,829円
加入者手数料(掛金納付の都度):105円
還付手数料(還付がある場合、その都度):1,048円
※上記の手数料はどこの金融機関に口座を開設しても一律同じようにかかります。
ポイント2:アフターフォローは万全か
銀行や証券会社、保険会社など色々な金融機関でiDeCoを取り扱っています。
色々と対面で相談したいという方は、大手証券会社(野村、日興、大和など)も選択肢に上がってくるでしょう。
ネット証券でもコールセンターやオンライン対面など、各社によってサービスが異なります。
ポイント3:取扱商品(信託報酬が低めの商品があるか)
iDeCoで選ぶことのできる投資信託(預金等はここでは省略します)には様々な種類があります。
投資信託には運用期間中に必ずかかる手数料(信託報酬)があるので、この信託報酬が低い(0.1~0.3%)銘柄がそろっているかも口座選びのポイントとなります。
~NISA編~
来年から始まる新しいNISAは、現在の積立てNISAと一般NISA(株式なども対象)が一緒になったような制度です。そのため、以下のようなポイントを押さえておいていただきたいです。
ポイント1:購入手数料が安い
iDeCoでは運用管理手数料がポイントでしたが、NISAの場合は取引の都度かかる購入手数料がポイントです。
各証券会社によって異なりますが、やはりネット証券(SBI証券や楽天証券、松井証券など)に軍配が上がるかと思います。
ポイント2:取扱商品の種類
証券会社で取扱う商品は数多くあります。例えば株式といっても、IPO(新規上場銘柄、値上がり益が期待できる)や外国株式、ミニ株(プチ株とか名称は色々です)などは、証券会社によって取扱いの種類や数に違いがあります。
例えば外国株式に興味がある方は、取扱いがあるかどうか事前に調べておきましょう。
ポイント3:取引画面の操作性や投資情報
NISAでは、色々な金融商品が対象になります。
例えば、タイミングを見て売買するような株式は、外出時に利用するスマートフォンアプリの操作性も口座選びのポイントになります。
投資情報も、今では各社が動画で情報公開していますので、見比べて「この講師は分かりやすい!」とかご自身の好みに合う証券会社を選ぶのもいいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ご自身の重視するポイントによっては、
iDeCoとNISAで違う金融機関を選ぶということもあるでしょう。
あなたに合った金融機関が見つかりますように!
ご意見、ご質問等お待ちしております。