投資初心者ママさんへ 「つみたてNISA」で2021年を始めましょう!

こんにちは!

富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。

11月も半ばになると、年末が一気に迫ってくる感じがしてしまいます。

お歳暮、クリスマス、年賀状、おせち料理など、CMやチラシや看板などで、セカサレルような毎日(笑)

華やかで、きらびやかで好きなんですけど、どこか焦りを覚えてしまいます。

 

どうせなら?

新年のスタートを「資産形成」で始めてみませんか?

どこかで聞いたことがあるかもしれない「つみたてNISA」は、投資初心者の力強い味方になってくれますよ。

私がNISAを始めたのは、2018年。

当初、「一般NISA」からスタートしましたが、2020年に「つみたてNISA」へ変更しました。

(※「一般」と「つみたて」の違いは後でご説明します)

わずか3年足らずですが、現状、プラス20%を超えてます。(=約57万円増)

もちろん、これは確定ではないですし、

コロナショック直後は、目もアテラレナイ状況になっていました(笑)

しかし、今は順調に回復してくれています。

どうせ「ほったらかし」ておくのなら、「置き場所」を検討することで、受け取れるものが変わることを知っておきましょう。

「やる」か「やらない」かは、その後で決めるのもアリですね。

 

フツウのひとでも「資産形成」をした方がいいわけ

そもそも、なんで「投資」が必要なのか、考えたことがありますか?

「投資」というと?

お金持ちがするもの、自分にはカンケーない、というようなイメージがあるかもしれません(笑)

しかし、

女性の2人に1人、男性の4人に1人が、90歳以上になる日本人。

さらに言うと、女性の4人に1人は、95歳を超える可能性が高く、

人生100年時代」は、決して大げさな表現ではありません。

「長生き」は喜ばしいことであると同時に、「お金」がかかることも事実。

それは、

これまでの、「フツウ」の生き方が、通用しなくなる「時代」の訪れ、ともいえます。

収入のない「老後」が長くなるイメージですが、

少しでも「長く働く」ことで資産の減少を防ぎ、「生きがい」と「健康」を保ちながら、

「お金」自体にも働いてもらうことが必要になってきています。

投資なんてむずかしそう、と足踏みしているママさんの、背中を押すつもりで書いていきますね!

 

そもそも、「NISA」(=ニーサ)ってなに?

NISAとは、2014年から始まった「少額投資非課税制度」という、国が推奨している制度です。

この「漢字の名称」を読み解くと?

「少ない金額から」「投資ができて」「儲かった部分に税金はかけません」ということ。

通常は、利益が出ると、約20%の税金がかかります。

なので、10万円の利益が出ても、残るのは8万円弱ですが、NISAの場合は、10万円丸ごとゲットできるのです(笑)

 

そして、「NISA」には、

「一般NISA」、「つみたてNISA」、「ジュニアNISA」があります。

(※ジュニアNISAは、2023年に廃止予定のため、ここでは割愛します)

ご覧のように、「一般NISA」と「つみたてNISA」で、大きく違うのは、投資限度額と、非課税期間です。

NISAは1人1口座、かつ、この2つは併用ができないので、どちらかを選ぶ必要があります。

投資のキホンは「長期・積立・分散」。

特に、初めて投資をやってみようという方には、このキホンに忠実な「つみたてNISA」がぴったり。

さらに、

「つみたてNISA」で購入できる商品は、おもに「投資信託」です。

この投資信託とは、ファンドマネージャーという投資のプロが、加入者の代わりに運用する商品のこと。

全体で5400本以上あります。

「つみたてNISA」で買えるのは、金融庁による審査をクリアしたもの(=191本:2020年11月9日現在)だけなので、比較的選びやすいこともメリットです。

これがシステム化され、非課税で後押しをしてくれているのが「つみたてNISA」なんです。

 

「つみたて」の底知れぬパワーを知ってほしい!

「つみたて」は、「時間の分散」を意味します。

これ、なんだか地味ですが、想像以上にパワーがあります(笑)

単純に、「安く買って」「高く売る」ことができれば、もうけは出ますが、

相場を読むことは不可能に近いもの。

であれば、買うタイミングの「最悪を回避」して、「平均を狙う」のがベターです。

投資の世界では、よく聞く「ドル・コスト平均法」という手法です。

毎月一定の金額で、たんたんと商品を購入していく、それだけなんですが、

商品価格が、買った時よりも下がっても、運用成績がプラスになることもあるんですよ。

一度に買っていれば、確実にマイナスになる状況でも、「分散」がチカラを発揮してくれることがあります。

引用:金融庁「投資の基本」より

 

「どこ」で始めればいいの?

ちょっとやってみようかな?くらいには、なっているでしょうか?(笑)

 

投資信託は、証券会社や銀行で購入できるんですが、

私は、この「どこにするか?」で、長いこと、とどまってしまいました。

何をどう比べていいのかが、全くわからなかったからです。

途方に暮れて、数か月放置(笑)

 

金融機関ごとに何が違うかというと、

取り扱う投資信託の商品数の違い(※ココまで決めないと開設できないと感じてしまいました)

利用サービスの違い

手数料(信託報酬)の違い、など

 

今なら、あまり深く考えず、「ネット証券」での口座開設をおすすめします。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券などの「大手のネット証券」であれば、

商品のラインナップは150本以上もありますし、最低投資額も100円からと自由度が高く、とても便利です。

地元の銀行やゆうちょ銀行でも口座開設は可能ですが、商品が極端に少なかったり、手数料高めのものが多い傾向があるので、注意してくださいね。

 

いよいよ「口座開設」!迷いがちなポイントをお助けします

ネット証券なら、オンラインで大半の手続きが済んでしまいます。

選んだところのホームページから「申し込む」をクリックすることから始めていきますが、

「つみたてNISA口座」と「特定口座」の両方を開設する形になります。

「特定口座」なんていらないのに、、と思ってしまうかもしれませんが、

非課税期間の運用終了後に、売るのか、持っておく(=課税されても運用する)のか、選べることになっているおり、その受け皿としての準備です。

万が一、終了時にマイナスになっていたとしても、強制売却にはならないのです。

なので、不審がらずに作っちゃってOKです。

あとは、

「納税方法の選択」⇒ キホン的に「確定申告は原則不要」「特定口座開設する・源泉徴収あり」でOK!

「本人確認書類の提出」⇒ 書類を撮影してアップロードでOK! 便利な時代になりました(笑)

これで、オンライン上の手続きは終了です。お疲れさまでした!

 

さあ、準備は整いましたね!

「特定口座」は、1週間前後で、できる流れのようです。

「つみたてNISA口座」は、3週間から1ヶ月くらいかかります。

オンライン申し込み後に、封書で「非課税口座開設届出書」というものが送られてきますので、☑と必要事項を記入して送り返しましょう。

その後、しばらくして「開設手続き完了」のメールが来て、

いよいよ「買い付け」ができるようになりますよ。

完了までの間に、「何」に「いくら」買い付けていくのかをしっかり検討しましょう。

ちなみに、

40万円を使い切ろうと思ったら、毎月3万円、ボーナス月にプラス2万円がベスト。

ただし、使い切らなくてもまったく問題ありません。

 

おわりに

年初から始められると、スムーズですが、

最初っから、「100点満点」を目指すのはやめましょう(笑)

いざとなれば、

金融機関の変更も、金額の変更も可能です。(※年に1回などの条件はあります)

途中で引き出すこともできますし、年の途中から始めたってホントは大丈夫(笑)

 

カンペキを目指さず、ざっくりつかんだところでスタートしちゃいましょう!

「投資はメンタル」という人もいるくらいなので、「慣れ」や「経験」も必要です。

少額からはじめて、ソンになった局面の、自分の「こころのリスク許容度」を知ることも大切です。

 

今日という日は「人生で一番若い日」、です(笑)

「時間」も味方にしちゃいましょうね!

投資にちょっぴり興味のあるママさんのお役に立てばうれしいです。

 

ご質問、ご感想など、お気軽にお問い合わせくださいね。

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