まだ見直しの余地はあるかも⁈固定費の見直しで家計改善!【節約術】
皆さま、こんにちは!
マイライフエフピー®認定ライター・認定講師の
あかなすFP山﨑かづ偀です。
物価上昇は、まだまだ落ち着く兆しもないし、給与はそれほど上がらない…。
家計管理に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
家計を見直すために、具体的にどんな節約方法があるのか見ていきましょう。
お役に立てましたら、嬉しいです。
~固定費と変動費、節約するならどっち⁈~
「固定費」と「変動費」と聞いて、イメージがわきますでしょうか。
固定費は住居費や光熱費などが代表的で
毎月、一定額の支出がずっと続いていきます。
(そして、口座振替やカード引き落としなどで毎月自動的に支払われているため、
どれだけ使っているかが実感しにくいものです)
変動費は食費や被服費、レジャー費などが代表的で
時期によって、支出額が変動します。
食費などは、減らし過ぎてしまってはかえって健康を損なうことに
なりかねないので、注意が必要です。
もう、お気づきですね。
効果的な節約のために、
まず固定費を見直しましょう!
なぜなら、固定費はずっと支払いが続くものなので、
一度見直すと
長期にわたって家計を改善する効果がとても高いのです!
~固定費にはどんなものがあるでしょう?~
固定費といっても、様々なものがあります。
主なものを挙げてみました。
【固定費の主なもの】
- 住居費(家賃や住宅ローン、リフォーム代など)
- 通信費(スマホ代、ネット代、固定電話代など)
- 水道光熱費(電気、ガス、水道)
- 保険料
- サブスク(毎月定額サービスや便利系アプリなど)
- 交通費(車を使う場合はその維持費も含む)
- 教育費(塾代、趣味や習い事にかかる月謝代など)
いかがでしょうか?
我が家の家計を考えたとき、まだまだ見直しの余地があるかもしれませんね!
~家計に占める割合が大きい住居費!見直しのポイントは⁈~
住居費は、家計の中でも金額が大きいものですよね。
見直しのポイントをいくつか挙げてみました。
- 住宅ローンを利率の低いネット銀行等で借り換える。
- 賃貸住宅の場合は、長年住んでいる場合など家賃の交渉をしてみるのも一つの方法かも。
- リフォームの予定がある方は、必ず見積もりを数社に依頼しましょう。そうすることによって値引き交渉が出来たりもします。
- 働き方や家族構成の変化など、今後の住み替えを検討してみる。
~通信費は毎日使うものだからこそ、見直したい!~
スマホの切替えは筆者の身近でもかなりの方が実行されているようです。
他にもいくつかポイントを挙げてみました。
- 携帯会社を切り替えるだけでなく、現状のプランを見直したり、不要なサービスに加入していないかなどを見直す。
- スマホの契約ギガ数は抑えて、旅行などではレンタルWi-Fiを使う。
- お持ちの携帯電話会社とセット割引になるインターネット回線を選ぶ。
光熱費は契約(プラン)の見直しと使い方の見直しで節約効果アップ!
光熱費の見直しも契約先の変更やプランの見直しなど一考の価値はあります。
各社が色々なプランを出しています。
面白いところでは、住宅ローンとセットでローンの利率が下がるというプランもあるようです。
まずは、お使いの電力会社(やガス会社)のHPを検索してみてはいかがでしょうか。
保険料は必要な補償と支出のバランスを考えよう!
これは、筆者自身の反省点なのですが、
保険は、定期的に内容を見直しましょう。
生活環境や家族構成が変わったタイミング(就職や結婚、出産など)で、
新たに保険に加入するケースが多いようです。
ただ、一旦加入すると安心してしまい、その後は手つかずになりがちです。
例えば、筆者は独身時代に入った保険を見直さずに、
結婚後もそのままになっていました。
離婚後、出費を減らしたいと保険を見直したときに、
始めて自分の保険の保障内容が分かったのです。
他にも、見直す際のポイントがいくつかあります。
- 余裕があれば月払より年払の方が同じ保障内容で支払う保険料が安くなる。
- 最低限の保障で保険料が抑えられるネット保険を選ぶ。
- 公的な保険でカバーされる内容を知る(足りない部分を民間保険で)。
~不要なサブスク、入っていませんか?~
現在は、色々な定額サービスがあります。
これは、筆者自身の失敗談なのですが、
初回無料に惹かれて申込み、解約するのを忘れて
2、3ヶ月会費を支払ってしまったことがありました。
数百円や千円ちょっとでも、毎月となるとかなりの額になってきます。
今、何らかの定額サービスを利用している方は、
本当に必要なものかどうか、ぜひチェックしてみてください。
~交通費~
お住まいの環境にもよるかと思いますが、
自動車は維持費やガソリン代などが大きな負担になりますね。
最近はカーシェアも拡がってきています。
自家用車が必要かどうかは検討してみる価値があるかもしれませんね。
また、一例ですが、高齢になってきたから、(安全面も考えて)
大型バイクを手放して電動自転車に切り替えたという方もいました。
~教育費~
塾代や習い事はなかなか削りにくい部分かもしれません。
現在はオンラインで比較的低額で受講できる塾もあるようです。
また、習い事もいくつかやっている方は、何となく続けているものは思い切って絞り込みましょう。
いかがでしたか?
それぞれのご家庭に合った方法で、ぜひ家計の見直しを始めてみてくださいね!