シングルマザーさんが知っておきたい教育費のお話（中学生まで）

兵庫大阪の女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の浅井優花です。

シンママさん向けに奨学金のお話を行政様でさせていただいていますが、
「もっと早くから準備しておけばよかった」とお話される方が多いです。

ただ、シンママさんにとっては仕事、家事、子育てを全部１人でしないといけませんから忙しくて
教育費のお得な情報や備えを知ることが難しいです。
では、どういったことを準備しておけばよかったのでしょうか？

小学校、中学校の時は、就学援助があり教育費にあまりかかりません。
ただ、中学生になると制服代、部活動や塾代等学校以外のお金も必要になってきます。

高校でかかる教育費（年間）

公立高校　平均５１万円　　　内訳（学校教育費：３１万円　学校外活動費：２０万円）

私立高校　平均１０５万円　　内訳（学校教育費：７５万円　学校外活動費：３０万円）

（令和３年度文部科学省子どもの学習費調査より）

高校無償化制度

 

・高校無償化制度で、お金はかからないのでは？

 

 

実は、高校授業料無償化の制度は「授業料」の部分だけです。
さらにお住いの地域によって、この制度が違います。

令和６年から大阪府は所得制限を撤廃し、私立高校の授業料を完全に無償化（段階を追って）することになりました。
ただし、隣の兵庫県や京都府は完全無償化ではありません。

さらに授業料無償化といっても、下記の費用は掛かります。
・入学金
・制服代
・修学旅行積立代
・PTA会費
・施設設備費　など

お子様が中学生になるまでにできること

・「高校にどれくらい必要？」を確認して、児童手当や児童扶養手当を先取貯金する。
・小学生から申請できる給付型奨学金制度に応募する。
・無利子のひとり親貸付制度の利用も検討する。

奨学金の講座では、家計や奨学金についてお話しています。
まずは、できることからやってみてくださいね。

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