中高生のための親子マネー講座(京都7/30)【活動報告】

講座に参加してくださったママさんからリクエストをいただき、

中高生のための親子マネー講座を開催しました

 

キャンセルもあり、1組だけの参加になってしまいました

なのでマンツーマン

 

親子で自由にお話していただきながら、気になる内容をじっくりと取り組んでいただきました

 

学校のこと

修学旅行のこと

お小遣いのこと

これからかかる教育費のこと

 

普段からお子様とお金の話はされているご様子で

ワークも仲良く熱心に取り組まれていました

 

講座を受けた翌日にメッセージをくださいました

「昨日はお世話になりました。錦市場で色々食べた後、娘が『豊かになったね』と言っていました^^

その後、『自分で言っておきながらイマイチ分かってないんだけど、豊かになったんやと思う!!』って言っていました」

 

 

『豊かさ』

この言葉はとても深さがありますね

お金があるから『豊か』なのか

お金がなくても『豊か』なのか

『豊かさ』とはいったいどんなものでどんな時に感じるのか

その言葉をつぶやいたお子様の様子が何だか嬉しくて印象に残りました

 

 

講座では学校卒業後に受け取る平均給与を元に

お給料から引かれる【税金・保険】

そして生活にかかるお金やその中から自由に使えるお金を体感いただきました

 

その後、

進路とお給料について

今まで私にかかったお金

これから私にかかるお金

将来の夢やなりたい自分をイメージしながら、

たくさんのワークに取り組んでいただきました

 

ワークはすべて親子作業です

お子様の進路や教育にかかるお金は

ついママ一人で頑張ってしまうことが多いです

 

だからこそお子様の講座では

●お金は働いて得られるもの

●お金は限りあるもの

●お金は感謝のしるし

 

このことを講座の中で感じていただけるよう

お伝えしたりワークをしていただいたりします

 

講座を受けたご感想

【お母さま 大阪在住40代】

➀講座を受講しようと思ったお考えは?

奨学金に関心があったから

➁ご感想をお聞かせください

わかりやすく楽しい講座でした。

高校生の娘は親が説明しても聞く耳を持たず、又、私自身も理解が浅く伝えきれないところがあるため、講座で色々教えていただいて親子で良い時間を過ごさせていただきました。

➂その他気になるテーマなど

iDeCoや老後について

 

【お子様 高校1年生】

➀講座を受講しようと思ったお考えは?

母に行こうと言われて行った

➁ご感想をお聞かせください

奨学金などの制度はよく知らなかったので参考になった

お金は自分の知らないところでたくさん回っているのが分かった

➂その他気になるテーマなど

投資の事についても勉強したいと思った

 

たくさんお話ができて楽しい時間を過ごさせていただきました

貴重な夏休みの1日を、講座にご参加くださり本当にありがとうございました。

子どもたちの未来を願う

親はいつだって我が子の一番の応援者です

子どもにとって最善の道を用意してあげたい

進路のこともお金のことも

 

そんなママさんたちは、自分の将来も自分の老後も、親のことだって

心配事をたくさん抱えて相談にいらっしゃいます

 

先日も4人のお子さんを持つママさんからご相談を受けました

「中学3年生の子どもさんの進路をどうしようか」というお悩みです

 

●子どもにとって一番いい選択をさせてあげたい

●でも私立になると、あとの子ども達のお金もかかるから不安

お金の不安から子どもの選択肢を狭くしたくない

お子さんのこともよく知っている方なので

中学の先生をしている私の夫の話を聞いて、ママさんのお話を伺いました

 

お子さんの性格や将来のこと

部活動のこと

成績のこと

 

その中で出てきた『支援金』と『奨学金』というキーワード

『奨学金』は子どもが借りるお金

だからこそ利用することに抵抗を感じる方も多くいらっしゃいます

 

ご相談者様も「子どもの選択肢を狭くしたくない」という想いがおありでしたが、やはり『奨学金』へに抵抗も感じておられました

 

 

奨学金に不安を感じないで欲しい

奨学金について不安をお持ちの親御さんのお気持ちは、同じ親としてとてもよく分かります

もちろん利用しないのが一番ですが

備えのために利用する方法もあります

 

特に下にお子さんが何人かいる場合

もしも資金が途絶えることがあると

進学した高校を辞めざるを得ない場合もあります

 

また上のお子さんは教育資金は準備できたが

下のお子さんの分が準備できないということも

 

そんなもしもの備えや

下のお子さんとの不公平感がでないために

奨学金を利用する選択肢もあります

 

特に夫の場合、途中で高校を辞めなければいけなくなった子ども達を見てきています

だからこそ、「もしも」の時の状況に備えることの必要性を強く感じています

 

奨学金を借りてつかわないという選択も

奨学金は借りたら必ずつかわないといけない、ということはありません

 

もしつかわずにいられれば、そのままお子さんの口座(出し入れしていない)に積み立てていきましょう

その間、

他に使える制度がないか

家計の見直し

などできることを一つずつ取り組んでいきましょう

一人で難しい場合は、もちろんご相談くださいね

 

親子でお金の話をしよう

今回講座に参加してくださったママさんは

普段からお金のことについてお子様とお話されていました

 

だから講座の中で『奨学金』というキーワードが出てきたときも

真剣にお話を聞いておられました

「成績基準」や「利息」のお話なども興味深く耳を傾けておられました

 

途中で家計の話になった時に

「お菓子」「アイスクリーム」などおやつの話が出て、その親子のやり取りがとても微笑ましかったです

 

「お金の話をするなんて!」

と言われることもありますが

子どもたちは親が思っている以上に、私たち親のことをよく見ています

 

「進学」を選びたくても、「就職したい」と言ってしまう子ども達もいます

そんな諦めモードにならないためにも

「親子でもっとお金の話しませんか?」

 

中高校生のための親子マネー講座

これからも開催していこうと思います

 

 FP Wille代表 西本美乃