「保険料と保険金の違いって何?」【メディア掲載】
こんにちは。マイライフエフピー認定ライター
シンママ(シングルマザー)FPの石村こずえです。
「明るい未来へご一緒に」をモットーに、シンママさんやあらゆる女性を応援し、お手伝いしています。
突然ですが、「保険」と聞くと、「なんだか難しそう。」と思われませんか。実は、私自身がそうだったのです。それも、FPの資格を取ってからも、しばらくは苦手意識があって、避けて通っていました(苦笑)。
保険の難しさって、一つには専門用語の難しさがあると思うのです。それに保険の種類も色々あって、どうすればいいのか分からない…
最近は、保険相談ができる場所を身近なところで目にするようになりましたよね。でも、こんなこと聞いてもいいのかな?と、二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな、かつての私のように保険が苦手な方に、入口として参考にしていただきたく思い、保険市場様で以前、こんな記事を書かせていただきました。ご参考にしていただければ、そして少しでも保険への苦手意識を和らげることが出来れば、とても嬉しいです。
※タイトルをクリックしていただくと、記事をお読みいただけます。
目次
・保険料は支払うもの、保険金は受け取るもの
・生命保険って、どんなもの?
・保険料はどうやって決まる?
・保険契約の相談前に知っておくと、理解が深まります!
保険加入の体験談
私自身が、初めて保険に加入したのは20代後半の頃でした。独身で実家暮らし、家に入れるお金は微々たるもので、ほとんど自分のために使うことが出来ました。その頃は証券会社で営業をしていましたから、色々な金融商品に自分で投資したり、夜は仕事仲間と飲みに行ったり…
保険についてじっくり考えることはほとんど無く、当時の職場に毎週、飴ちゃんを配りに来てくれていた勧誘員の方に言われるままに契約していました。
「社会人なんだから、保険くらい入っとかないとね。」というくらいの軽い気持ちでした。
今になって考えると、恐ろしいことですが、毎月の保険料は1万円超えでした(保険料は加入する年齢が若いほど安いはずなのに!)。
しかも、その中身(保障内容)は、当時の私にはまったくと言っていいほど必要ないものでした。
タイムマシンがあれば、当時の自分に「やめなさい、もったいない!」と怒りの鉄拳を食らわせたいところです(笑)。
その後、30代を目前にして保険の中身が気になるようになり、見直しをしました。
その頃は、「なんとなくだけど、私はこのままおひとりさまかなあ。」とぼんやり考え、長く入院しても保障してもらえるようにと長期入院をカバーする医療保険に切り替えました。
それから、何年か経ち、結婚・出産したタイミングで保険の見直しを行いました。
生まれてきた子どものために、掛け捨てタイプの生命保険や貯蓄性のある学資保険など、各社の資料を集めて検討しました。このときが一番真剣に保険を考えていたように思います。
更に、数年後、赤字家計で離婚し、また保険の見直しをしました。この時は、最低限の保障と家計とのバランス(無理なく支払っていける保険料かどうか)を一番に考えました。
石村FPの保険遍歴
・20代:死亡保険(当時、まだ現役で働いていた親が受取人)や、各種入院保障、女性特有の病気保障など色々なものがパックになった保険でした。保険料は月払いで1万円超。
・30代目前:やっと保険の中身が気になるようになり、医療保険へ切替え(当時は主流だった長期入院対象で掛け捨てでないもの)をしました。保険料は月払いで約5,800円。
・30代後半:結婚・出産で家族のための保険を考えました。子どもが成人するまでの掛け捨てで生命保険(死亡保険)に追加加入、学資保険にも加入しました。学資保険は元夫が負担していたので、当時の私自身が支払っていたのは月約7,300円。
・40代:経済的な理由で離婚し、赤字家計になりました。毎月の保険料負担が厳しく、見直しに迫られました。独身時代の長期入院保障の医療保険は解約して、インターネット専用のがん保険に切り替えました。保険料負担は月約3,300円。
年代と共に、ライフステージも変われば、経済的な状況も変わります。
「保険に入っているから安心」ではなく、「今の私に必要な保険(保障内容)だから安心」、そして家計とのバランスが取れていれば、理想的ですね。ご参考になれば幸いです。