小学生になるまでに知っておきたい!みんなが塾や習い事にかけている費用はいくら?

こんにちは! 子育てママのお金の専門家

マイライフエフピー®認定ライターの池田ひろみです。

 

週末から急に冷え込むようになってきましたね。先週まで夏日だったので半袖が大活躍しており、慌てて衣替えをしたところです(^-^;

学校行事が多い季節なので、お子さまもママさんも疲れが出ないようにお体ご自愛下さいね。

 

秋は私立幼稚園や国立幼稚園、そして私立小学校の受験シーズンです。受験のために幼児教室や塾に通っているお子さまも多いですが、受験終了後、引き続き塾や習い事を続けるか悩まれる方も多いのではないでしょうか?

塾や習い事の始め時、辞め時って迷いますよね。

 

お子さまは学習塾や習い事をされてますか?

どのくらいの費用をかけていらっしゃいますか?

年齢が上がると費用はどのように変化していくのでしょうか?

 

今回は、文部科学省が2年に1度調査している「教育費に関するのデータ」についてご紹介いたします。3児ママの私としても、みんなの平均的な金額が気になるところです(*^^*)

 

 

教育費には3種類ある!

『文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)』より学習塾や習い事の費用にあたる「学校外活動費」のデータをご紹介します。教育費は3種類に分けて調査しています。

 

学校外活動費

保護者が、子供の学校外活動のために支出した経費。

例)学習塾費、家庭教師費、家庭内学習費、地域活動費、習い事費など

 

学校教育費

保護者が子供の教育のために、学校及び学校教育関係団体に納付あるいは寄附した経費。

例) 授業料、保育料、入学金、修学旅行費、PTA会費、寄付金など

 

学校給食費

幼稚園・小学校・中学校において、保護者が給食費として納付した経費。

 

 

公立と私立で違う!?家計に負担のかかるタイミング

「学校外活動費」は公立と私立では負担のかかるタイミングが異なっていますね。公立では中学校での約30万6千円、私立では小学校での約64万7千円が最も負担が大きくなっています。

また、「学校外活動費」に占める学習塾などの補助学習費と習い事など費用の割合は、公立では中学校で、私立では小学校で習い事の費用より学習塾などの補助学習費の割合が大きくなっています。

私立小学校への進学を考える際は、学校へ支払う「学校教育費」「学校給食費」の負担に加え、「学校外活動費」も小学生のうちから大きくなることを視野に入れておかなくてはいけません。

 

■学校外活動費の学校種別平均金額

【公立】

幼稚園  補助学習費:22,564円 その他学校外活動費:61,331円  合計:83,895円

小学校  補助学習費:82,469円 その他学校外活動費:131,982円  合計:214,451円

中学校  補助学習費:243,589円 その他学校外活動費:62,902円  合計:306,491円

高等学校 補助学習費:147,875円 その他学校外活動費:29,018円  合計:176,893円

 

【私立】

幼稚園  補助学習費:48,229円 その他学校外活動費:117,429円  合計:165,658円

小学校  補助学習費:348,385円 その他学校外活動費:298,504円  合計:646,889

中学校  補助学習費:220,346円 その他学校外活動費:110,918円  合計:331,264円

高等学校 補助学習費:193,945円 その他学校外活動費:56,915円  合計:250,860円

(注)「補助学習費」:学習塾費、家庭教師費、家庭内学習費

(注)「その他学校外活動費」:地域活動、芸術・文化、スポーツ、教養などの習い事費用資料

 

教育費はお子さまの進学プランによって大きく異なります。それは意外にも学校外活動費も同様です。未就学児のお子さまのママには遠い将来のことと感じるかもしれませんが、あっという間に必要な時がやってきます。事前にいくらぐらい必要なのか分かっていると安心ですね。

この記事が子育てママのお役に立ちましたら嬉しです。

次回は中学生のママ必見!大阪市の「塾代助成制度」について書きたいと思います。

 

FPオフィスClear 池田ひろみ

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