あなたも対象かも?医療費控除のキホン

お疲れ様です^^
大阪府を中心に活動している
お金の専門家 谷咲実です。

 

私は個人・法人の経理代行のお仕事も
させていただいているので
1月~3月は確定申告サポートで
バタバタしておりますが

 

2月半ばを過ぎ、
半数以上のクライアントさんが
確定申告を無事に終わられて
少し落ち着きを取り戻している今日この頃です^^

 

ちなみに2021年度分の確定申告は
3月15日までです。
対象の方は、もれのないように
申告なさってくださいね。

 

あなたも対象かも?

今回は確定申告関連のお話し、
「医療費控除」です。

 

 

医療費控除ってよく聞くけど
何の事?誰が対象?
保険外診療はダメなの??

 

毎年、確定申告のサポートをさせていただいていて
医療費控除の事を知らない方もいらっしゃるので
(ご自身は対象なのに対象じゃないと思い込んでいる)

 

医療費控除の基本をお伝えしておこうと思います。

 

医療費控除とは、
年間10万円以上の医療費を支払った人が
超過分を所得から控除することができる制度です。

 

所得から控除=税金が安くなる
です。

 

※所得とは
個人事業主は収入から必要経費を引いた額
会社員は給与収入から給与所得控除を引いた額
です。

 

また、一時所得や雑所得など
他の所得もある場合は合算しますよ。

 

そこから各○○控除というものを引いて
その年に納める税金を計算します。

 

その○○控除の中のひとつに
医療費控除があります。

 

原則、医療費控除は
所得が200万円以上の方なら10万円を超えた額、
200万円未満の方なら所得の5%を超えた額を
所得から引くことができます。
(例えば所得が180万円の方だったら
9万円を超えた額になります)

 

なので、まずはご自身の「所得額」
チェックしてみて下さいね。

 

ちなみに医療費控除は
収入の多い方が申告するといいですよ。

 

例えば夫婦共働きの場合、
2人のどちらか収入が多い方で
申告してくださいね。

 

その方がオトクです^^

 

どんな人が対象?

先ほど、医療費を払った人と書きましたが、
その人だけではなく家族全員の医療費をまとめて
医療費控除の対象にできます。

 

離れて暮らしていても扶養している
子どもや親が居れば合算してOKです。

 

 

どんな医療費が対象なの?

では、どんな医療費が対象になるのかというと

「治療、医師の指示によるもの」
されています。

 

ですので、
予防接種や健康診断、
疲労回復のマッサージはどは対象外

 

それに対して
治療目的のマッサージはOK
入れ歯、虫歯、レーシックもOK
市販の医薬品もOK
通院のための交通費もOK

 

まとめると、
治療のため・医師の指示はOK
予防のため・美容健康目的はNG
となります。

 

保険適用外の歯の治療等もOKです。

 

申告はどうやるの?

医療費控除の申告には病院や薬局の領収証、
交通費なども整理して
「医療費控除の明細書」を作成して
確定申告書に添付します。

 

もし入院や通院で
医療保険等から補填された給付金がある場合は
明細書へ記載してくださいね。

 

領収書類を提出する必要はありませんが
原則5年間保管しておいて下さい。

 

交通費や、薬局で購入する薬類は
忘れがちですが、
ちりも積もれば です。

 

レシート捨てちゃった方は
今年から保管しておいて下さいね。

 

医療費控除は医療費が高額になればなるほど
控除額は大きいですので
年の初めからコツコツ
レシートを取っておきましょう。

 

10万円に満たなければ健康だった証拠!!
10万円を超えた場合は、
治療よく頑張った!!と
褒めてあげてください^^

 

 

マイナンバーカードが大活躍!

今はマイナンバーカードがあれば
スマホで確定申告ができてしまいます。

 

マイナンバーカードがある方は
家に居ながら、こたつに入って
ゆっくり確定申告できますね(笑)。

 

私も自宅から申告完了しました^^

 

外出や郵送の手間もなくラクでしたよ~。

 

確定申告、これからの方は
まだ時間はありますが
ギリギリになって慌てないように
早めに取り掛かりましょう!!

 

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