クラウドファンディングに挑戦するまでの経緯【体験談】

みなさん、こんにちは。

沖縄県で、子どもたちの金銭教育と女性のお金の専門家として活動している田島めぐみです。

4/8(木)から、子どもたちの起業家体験ができるイベントをクラウドファンディングで挑戦するのですが、今回その経緯を書かせて頂きます。

 

 

お金の教育は重要な課題

金銭教育のキッカケは、私自身が若いころに経済の仕組みや制度を知らずに苦い経験をしたことがあり、子どもには不自由させたくない気持ちでお金の教育について学んだ事が始まりです。

保険業を11年して、様々な人のマネープランにもかかわっていますが、お金の事で悩んでいる人が多いと感じていました。

金融広報委員会によると、沖縄県の金融リテラシーは全国最下位になっており、お金のトラブルの割合も上位3位です。

沖縄県では、消費者金融からお金を借りている人の割合も多く、車社会なので自動車取得が必須といってもいいくらい自動車の保有者が多いのですが、自動車保険の任意保険の加入者は全国最下位になっています。(2019年自動車保険の概況から)

働く環境も一因としてあるのかもしれませんが、知識がないことでコストがかかってしまうリスクがあります。

子ども達に、大人になる前に世の中の仕組みやお金の使い方などを学んでほしい、沖縄県の金融リテラシーを向上するために私も何か役立ちたい、そんな想いから金銭教育の活動をするようになりました。

 

想いだけじゃ始まらなかった

しかし、子ども向けの金銭教育をするようになって、一番苦労したのが集客でした。どんなに講座の内容が良くても、認知度が低ければ人は集まりませんし、金銭教育の必要性を感じていない人もいます。どのようにPRして、どうすれば沢山の人に興味を持ってもらえるのか、様々な角度から考えるようになりました。

そんな中ちょうど1年前、コロナ禍で今後の働き方やマーケティングの仕方を模索している最中に、クラウドファンディングの利用価値を知ることになります。クラウドファンディングの存在は、前々から知っていましたが仕組みがよくわかっていなかったこともあり、挑戦しようとは思っていませんでした。

クラウドファンディングの歴史はいくつかあるようですが、1880年代には自由の女神像の台座の建設にもクラウドファンディングが用いられていたり、古くからその仕組みが利用されていたようです。現在では、インターネットの普及に伴って米国と中国で急速に市場が拡大し、日本でも様々なクラウドファンディングのプラットフォームが立ち上がっています。

ソーシャルメディアを利用して、無料の販売促進として活用できることで、起業家のスタートアップ時のテストマーケティングやファンづくりに活用されているなど、知れば知るほど魅力が沢山あることに気づかされるのでした。