教育費資金どうやって貯める?先取り貯金の種類と選択するときのポイント
女性のお金の専門家
マイライフエフピー®認定講師の岡ゆみです
可愛いお子様のためにどのように教育費を貯めておられますか?
物価上昇、低金利で増えない預金。NISAやiDeCoというフレーズが気になるけど、どこに聞けばいいのかわからないしなんだか投資って未知すぎる。ママ友などの話を聞くと、どうやらドル建ての保険などの貯蓄性の保険に加入している人が多いみたい。親からは学資保険に入りなさいと言われるけど、どう思いますか?というようなご相談をよくいただきます。
この記事では、教育費の貯め方についてお伝えをしていきます。
その前に、教育費っていくらかかるんだろう?
いくらぐらいを目標に貯めたらいいの?
という方はまずはこちらの記事からお読みくださいね^^
子育てに仕事に忙しい方こそ、勝手に貯まる仕組みを作る!
みなさん貯金は得意ですか?私もそうなのですが、かわいい子どもに色々と経験させてあげたいし、仕事で疲れて時間がなかったら惣菜などで頼りたい。習い事も、、、と思うと、教育費を貯めてあげたい気持ちとは裏腹に、贅沢しているつもりはないのに、なかなか貯まらない・・・このような経験はありませんか?
夏は特に、お祭り、プール、帰省に臨時出費が多い時期ですよね。
でもきっとその状況はきっと続きますよね。将来のために備えることの大切さはわかっているけど、可愛いお子さんのためにお金、使っちゃいますよね。わかります。
私も今まで多くの方の相談をお受けしてきましたが、ストレスなく貯められている方の秘訣はもう耳タコかもしれませんが
「先取り貯蓄をしているかどうか」
これが一番大きいなと思っています。
そのフレーズもう知っているよ〜、聞いたことあるよ〜という方の方が多いかもしれません。
ですが、やっぱりこれなんです。
先取り貯蓄とは、残った金額を貯金に回すのではなく、あらかじめ先に貯金したい額を引く。ただそれだけです。残りは何に使ってもいいのでストレスも溜まらずにコツコツと貯めることができます。忙しいからこそ!仕組みの力を借りることがオススメです。
先取り貯金の種類と特徴
先どり貯金には大きく分けるとこの3つに分けることができます。
●銀行預金・・・財形貯蓄、社内預金、積立預金など
●保険で貯めるもの・・・学資保険、ドル建て保険、変額保険、低解約返戻金型終身保険、養老保険など
●投資で貯めるもの・・・iDeCoやつみたてNISA
銀行で貯める先取り貯蓄のメリットはいつでも出せる。元本割れがないところ。だけど、低金利のため増えにくい。
保険で貯めるものは、被保険者が何かあった場合には保障の機能がついているところがメリット。
満期があるものは、いついくら受け取れるのかがわかる。預金よりも増える可能性もある。
デメリットは、一度契約をすると約10年以上支払う長期の契約になる。金額の変更などをすることで損をすることがある。
投資で貯めるものは、変動はあるものの、銀行預金よりも増える可能性がある。
つみたてNISAで貯めると、利益に対して税金が取られずに全額手取りになる。
iDeCoの場合は、60歳まで引き出しはできないものの、全額所得控除といって投資をしながら節税にもなります。
デメリットは、変動しているので必要なタイミングで損をしている可能性もある。
それぞれ、メリットデメリットはありますでの、それぞれの目的に合わせて選択をすることがオススメです。
教育費資金の場合は?
教育資金における先取り貯蓄をする場合には、必要なタイミングでしっかりと使える状態なのか。これが一番のポイントです。
ですので、多少増える率が悪くても私はOKだと考えています。増える可能性から〜とリスクの高いものに投資して、受験や大学進学でお金が必要なタイミングで、もし〇〇ショックみたいなことがあって今引き出すと損するから使えない。なんてことになると本末転倒ですよね。
ですのでつみたてNIASは長期の資産形成にはオススメな制度ではありますが、教育費を貯めるには学資保険などの貯蓄性の保険などをオススメしています。賢く、目的に合わせて先取り貯蓄も活用していきましょう。
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金融商品を販売しないからこそ安心して学んでいただけます^^
岡ゆみ