「ウチの土地、いくら?」基準地価が公表された今、知っておきたい土地の価格

こんにちは!
神戸在住、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
「基準地価」が公表されましたね。
公表されたのは、2026年7月1日時点の全国平均の基準地価。
全用途平均で前年比1.5%上昇し、5年連続プラスでした!
じゃあ、ウチの土地にも当てはまるの?・・そう思った方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっと一緒に調べてみませんか^^
基準地価って何?

各都道府県が毎年7月1日時点における全国の「基準地」の1㎡当たりの標準価格を判定して、9月下旬に公表する土地の値段のことです。
建物の価値などに左右されないように土地を更地(さらち)として評価しています。
一般の土地取引のほか、地方公共団体や民間企業の土地取引の目安としても活用されています。
「ウチの土地、いくら?」を調べてみよう

無料で使える便利なサイトはこちらです^^
不動産情報ライブラリ(国土交通省)
そのサイトの下部には「全国地価マップ」へのリンクもあります。

実は、土地にはいくつもの「価格」があります

一般に「一物五価」(いちぶつごか)と言われていて、ひとつの土地に対して5つの価格があることを示しています。
一覧にしたものがこちら
⇓ ⇓ ⇓

※執筆者作成
それぞれの利用目的と公示地価に対する価格の目安も示しています。
公示地価を100とすると、相続税路線価は約80、固定資産税評価額は約70程度が目安。これは、それぞれの税金評価において、地価の変動などを考慮し、評価額と実際の取引価格との間にある程度の余裕も持たせるためです。
ひとつの土地であっても5種類の価格があり、かなり幅があることをおさえておきましょう。
相続・贈与では、どの「価格」を見る?

相続・贈与では「相続税路線価」を確認し、路線価方式または倍率方式で評価します。
①路線価方式
道路に面した土地では、道路ごとに「1㎡あたり○万円」という価格が決められていることがあります。これが路線価で、路線価×面積を基本に評価します。
②倍率方式
路線価が設定されていない地域では倍率方式を使います。土地の固定資産税評価額に地域ごとに決められた「倍率」をかけて計算します。
「自分の土地はどっち?」と思ったら、国税庁の路線価図・評価倍率表で確認できます。
ここでおおまかな金額がつかめますが、土地の価格はこんなにシンプルではありません・・
例えば、
土地の形がいびつだったり、間口が狭かったり、奥行きが長かったりすると、ちょっと不便ですよね?
そういう場合には一定の補正をすることで、評価額を下げる(相続税を安くするために価値を下げる)ことができるんです。
この土地の減額要素は、国税庁の「財産評価基本通達」などで確認できますが、思っていたよりかなり奥が深いので実際に評価をする際には、税理士さんなどの専門家に相談することをおすすめします。
「土地はいくら?」のその先に、土地のこれからを考える

ここまで、土地にはいくつもの価格があり、何のために調べるのかによって、見るべき価格が違うことを確認してきました。
「土地の価格を知る」ことは、ゴールではなく、その土地をこれからどうするかを考えるための第一歩です。
「売る」「持ち続ける」「相続する」「贈与する」
まずはご家族で「この土地、これからどうしたい?」と話してみるところから始めてみませんか?
おわりに

先日、神戸市女性つながりサポート事業で個別相談のお手伝いをさせていただきました。
弁護士さん、カウンセラーさんといった専門家が揃った場で、心身ともに引き締まりました。
またお役に立てるよう頑張りたいと思います^^



