月収18万円のシングルマザーが家を買った裏側とは?【体験談】

こんにちは!!
働く女性、起業女性のお金の管理・資産作りアドバイザーの谷咲実です。
今回はシングルマザーの私が人生最大の買い物「マイホーム」を
購入した時の体験談をお伝えしたいと思います。

 

手取り18万円のシングルマザーでも家が買える?!

私がマイホームを買ったのは今から5年ほど前になります。
5年前のお給料の手取り月収は約18万円。
けっして収入が多いわけではありません。
そして当時の貯金額は100万円ほど。

そんなシングルマザーがマイホーム購入時、
住宅ローンを組んだ際の
不動産屋さんとのやりとりや
私が行動した事などの裏側をお伝えしたいと思います!

これからマイホーム購入を考えられている方へ
少しでも参考になれば幸いです。

 

住宅ローン申し込み前に不動産屋さんとのやり取りで見えてきた事

① 返済能力があるかどうか
② 信用できる人間かどうか

この2点が住宅ローンを組む前に私

不動産屋さんとのやり取りの中で見えてきた事です。

大体想像つきますよね。

もし自分が貸す側だったらどうでしょう?
この2点は最重要項目なはずです。
1000円2000円を貸すのではなく、
1千万円以上の大きなお金を貸すのですから。

ここからは詳しく不動産屋さんとのやりとりをお伝えしますね。

 

まず①「返済能力があるかどうか」


雇用形態、年収、現在の家賃を聞かれたのでお伝えしました。

・雇用形態…正社員の年数
・年収…3年間の平均年収
・現在の家賃

そして収入から借入額限度額を試算していただきました。
私の場合は1500万円~1700万円までが借入限度との事。
また、借り入れ後の月額返済額が現在の家賃以下であれば大丈夫との事でした。

 

そして②「信用できる人間かどうか」


携帯電話料金やカード払いの延滞、
連帯保証人などの経験の有無を聞かれました。

延滞は無いとして、
連帯保証人は身に覚えがありました。

結婚時に購入したマンションのローンが
前夫の連帯保証人だった事を思い出したのです。

離婚時にマンションは売却したのですが売却方法が特殊だったので、
もしかしたら金融事故扱いになっているかも…と話すと、
念のためローン審査申込み前に個人信用情報の開示を
しておいた方が安心というアドバイスをいただきました。

 

個人信用情報とは・・・
個人の属性・クレジットカードやキャッシングの
利用状況・借入金の返済状況などの情報の事。

個人がクレジットカードやローンを契約する際に
クレジット会社や金融機関が個人信用情報を照会し、
無理のない契約なのか、返済能力を超えていないかどうかの
判断材料の1つとして参考にしているそうです。

の個人信用情報は信用情報機関へ
開示請求をすると見る事ができます。

もし、金融事故情報が登録されていたら借入は難しいかも…
と担当者さんに言われました。

 

私がローン審査前に行動した事


 

もし自分自身の信用情報に過去の何かが登録されていたとしても、
その信用情報がどのような形で登録されているのか、
今後の為にも知りたいと思いました。

でも遅かれ早かれ借入申請をする金融機関には調べられるので、
早速、私は郵送で信用情報の開示請求をしました。
(確か当時は郵送のみだったと思います)

そして約2週間後、開示報告書が届き
事故情報は何も登録されていなかった事を確認しました。

何も無かったら真っ白の紙が入っていると聞いていたので、
実際見た時は「ホンマや!!真っ白!!」と興奮してしまいました。

と同時にホッとしました…。

現在はインターネットで開示請求ができて、
っと早く見る事ができるようになっていますよ。

そして審査の際に、
去3年間の源泉徴収票と給与明細書数ヶ月分を提出しました。

 

審査結果は??

1回目の申込みで審査が通り
35年で1200万円の住宅ローンを組む事ができました。

きっと上記①②の2点をクリアできたから
住宅ローンを組む事ができたんだと思います。

(1200万円は中古住宅+水回りなどのリフォーム代です。)

 

が感じた事

住宅ローンは収入が多いからというだけで
組む事ができるわけではなく、

収入に合った借入金額、返済プランに加えて、
ローンを組む人が今までどんなお金の使い方をしてきたか
という事も重要なんだなという事です。

収入が多くてもキャッシングやローンの延滞などがあっては
大きなお金を貸す側としては不安ですもんね。

 

 

いかがでしたか?
手取り月収18万円のシングルマザーが
住宅ローンを組むまでの裏側をお伝えさせていただきました。

 

私はずっとマイホームを持つのが夢でしたが、
シングルマザーだからムリ!!と諦めていました。

始まりは毎月の住居費を下げよう!!と
ったのがきっかけです。

勤めていた会社の経営が悪化し人員整理され
その後、転職できたのですが
収入
がガクッと下がってしまった為です。

削れるところは削ったものの赤字が続き、
最終的に住居費を減らす方法を考え
中古住宅購入を決意しました。

 

 

私が購入した家は当時、築34年の中古物件。
瓦屋根で2階建ての「ザ・昭和」な一軒家です。

築34年の割に、
外壁
は修繕されていてキレイだったので、
水回り一式と内装をリフォームして今も快適に住んでいます。

そして月々の住居費は賃貸の頃の
半分以下になり家計はかなりラクになりました。

でも持ち家は外壁、屋根、水回りなどの
修繕費が後々必要になってきます。

また台風や集中豪雨などの
突発的な災害により
修繕が必要になる場合もあります。

マイホームを持つ時は、
このような修繕費の事も頭に入れて
お金の流れをしっかり考えていく事が必要です。

これからマイホームの購入を考えている方へ
私の体験談が少しでもお役にたてれば幸いです。

 

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