お金に働いてもらうということ~はじめての「投資」応援します~
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
コロナ禍の長期化で、生活に困窮する世帯向けに「新たな支援制度」を創設する検討を政府が始めたという記事が、新聞に載っていました。
生活保護に近い水準の世帯で、預貯金が100万円以下などの要件を満たす場合、
3か月で最大30万円を支給する方向性とのこと。(※世帯単位での支給)
そうでなくても、
・お給料が減っている
・ステイホームでなにかと出費は増えがち
・予定通りの貯金ができてない、など
家計に不安を感じている方は多いかもしれません。
コロナ禍に限らず、不測の事態はこれからも起こりえます。
「お金にも働いてもらうこと」を、改めて考えてみませんか?
「お金に働いてもらう」って?
「働く」=「労働」のイメージ。
子どもが小さかったころ、毎日のように近所の工事現場に通っていました(笑)
「はたらくくるま」の絵本が大好きで、どこへ行くにも小脇にかかえており、いつしか現場に通うようになっていた時がなつかしい。
古い建物が取り壊され、更地になり、新しいビルが建設される様を見ているだけでも、「働く」ことの「力強さ」を感じたものです。
一方で、「お金に働いてもらう」とは、
・運用
・投資など、を意味することが多いですね。
どんな印象をお持ちでしょうか?
・失敗したらどうしよう
・大きなソンになるかも
・せっかく貯めたお金を失いたくない
もし、こんなイメージをお持ちなら、それは「投機」(=ギャンブル)の方かもしれません。
「投資」は、長期的に、分散させながら、資産を増大させることです。
=力強い労働を下支えする「資金」を提供することでもありますね。
必ずしも「汗水たらさなくても」、とても尊いことだと思っています。
今の「コロナ禍」もそうですが、「自然災害」や「人の寿命」も、私たちにはコントロールできません。
でも、「お金が働く仕組みをつくり、お金の置き場所を変えること」は、私たちができることの一つです。
自分が働くだけでなく、「お金の働き」にも助けてもらって、家計を変えていきましょう。
「お金が働く」仕組みをつくろう!
「仕組みつくり」っていうと、なんだか難しいかんじがするかもしれませんが、
おすすめの「仕組み」は、
「毎月一定額で投資信託を購入し、やめないこと」です。
「投資信託」とは、株式や債券などをひとまとめにして販売している金融商品のこと。
証券会社や銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行などで取り扱われています。
この証券会社や銀行は、「窓口」の役割をしているだけで、運用しているのは、さまざまな専門家がいるプロの運用会社です。
投資、というと「手元資金がたくさんないとムリ」と考えがちですが、そんなことはありませんよ。
健全な「置き場所」においてあげて、時間と金利を味方につけて、働いてもらいましょう。
コツは「長期・分散・つみたて」&「やめない」
この「コツ」をおさえるためには、
投資に回すお金は「5年以上 or 10年以上」先くらいまで使う予定がないもの、であったほうがいいですね。
というのも、
「投資」である以上、値動きがあるからです。
上がった下がったと一喜一憂しないでいられる割合は、人それぞれ。
少額からはじめて、自分に合うポイントを探っていきましょう。
言い換えると、
下がったとしても「やめない」でいられるポイント、といってもいいかもしれません。
あとは、
どの投資信託を選ぶか。
参考になるのは、「つみたてNISA」で買える投資信託です。
金融庁が定めた基準をクリアしているものばかりで、おすすめですよ。
(※全体で約6,000本あるうちの、約190本しか該当していません。)
もちろん、ぜったいにソンしない、わけではありませんが、
販売手数料がかからない、信託報酬が低率、毎月分配金を出さないなど、
安定的な資産形成を目指す商品になっています。
さらに、この「つみたてNISA」制度を使うと、利益への税金もかかってこないなど、他のメリットもありますので、さらにおすすめです。
おわりに
はじめよう
やってみよう
誰でも最初は初心者なんだから
BY WANIMA『やってみよう』の歌詞です。
とっても元気が出る歌で、ランニングのおともには最適です(笑)
投資の最初の一歩も同じかもしれません。
何をどこから始める?
ウチの場合はどうしたらいい?
こんな質問も大歓迎です。
保険も金融商品も売らないFPです、安心してご相談くださいね。