どうなる?コロナ禍の大学入試

こんにちは!

富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。

12月も下旬に入り、「大学入試共通テスト」まで1か月を切りました。

再び、急速に広がってきたコロナ禍で、受験生・ご家族の皆さんの「不安感」は、

例年以上にMAXだと思われます。

そんな中、

たとえ「緊急事態宣言」が出たとしても「予定通り実施する」と、

文部科学省から発信がありました。(※12月17日時点)

それを聞いて、安心するどころかホントにホント?という気持ちになっているのは、我が家だけではないと感じます。

 

「大学入学共通テスト」の新型コロナウイルス対策の「今」を、お伝えします。

 

試験会場の感染対策は?

・座席間隔の1メートル以上の確保

・机やいすの消毒

・1教科が終わるたびに窓を開けての換気

・医師や看護師を会場に配置

・受験生は検温と体調の申告、マスク着用が義務(フェースガードのみは不可)など、

徹底した対策がとられることになっています。

 

基本的に「会話がない」「座席の間隔が広い」ことが、「感染リスクは低い」とされた根拠のようです。

逆に気を付けてほしいのは、

「休憩時間」だったりします。

その中でも、「トイレ」は密になりやすいですね。

手短にすませ、広いところでほっとしましょう。

 

もしも感染してしまったら?~受験生への救済策~

本試験(第1日程):1月16、17日では、受験できません。

2週間後の、

本試験(第2日程):1月30、31日

もしくは、

特例追試:2月13、14日に「振り替え」ての受験となります。

 

もしも、濃厚接触者になってしまったら?

「当日、発熱・せきなどの症状がなく」「PCR検査での陰性診断」などの条件つきで「別室で受験可能」です。

ただし、

「PCR検査」については、保健所を通じた「公費での検査」に限っていて

一般のクリニックや簡易検査での結果では認められないことになっているので注意が必要です。

また、

「共通テスト」以外の「入試」では、各大学によって対応が違っています。

濃厚接触者になってしまったら、本番での受験を認めないかわりに、

「追試」「振り替え」の日程を新たに設けているところもありますので、ホームページ等で確認をおすすめします。

 

高校の自由登校を認めるところも出てきています

おもに、首都圏の私立高校に多い判断のようですが、高校への「自由登校」を認めるところも出てきました。

本番までの安全性を考えると、やむを得ない判断かもしれませんが、「卒業」までもあとわずか。

これまで培ってきた、友人・恩師との交流も失いたくないところですね。

 

幅広く「お願い」がされています

受験日当日にあたり、

電車やバスの公共交通機関には、混雑緩和の配慮や換気・消毒の徹底を求め、

不動産業者には、アパートなどのチラシ配布の自粛を求め、

塾や予備校の関係者には「激励」の自粛を求めています。

前日からも、

宿泊施設には、感染対策の徹底などを求めています。

 

会場となる大学の中には、

1月上旬の授業をオンラインに切り替えたり、校内での課外活動も禁止にしたりすることを

発表しているところもあります。

 

こうして、

たくさんの方面に「お願い」がされていることを知り、

本人の努力・家族の支援だけではなく、

多くの方々のご協力のもとに成り立っている「受験」なんだと、改めて感じています。

 

おわりに

通常の「受験」も、大きな試練としてとらえられますが、

今回はコロナという「不測の事態」も加わっています。

受験生の心境を思うと、見守る方も穏やかではいられなくなりがち、ですね。

 

そこで、ご提案!

一緒にあたたかいものをいただいてみてはいかがでしょうか?

「あたたかいもの」には、人を安心させる、ほっとさせる効果があります。

これは、脳科学的にも証明されていて、

温かい飲み物を出すと「商談率がアップする」ともいわれているんです。

夏場でも、「冷たい飲み物」のあとに、折を見て「温かい飲み物」を出す企業さんもあるくらい!

どんなコトバをかけるより、

あたたかいものを一緒に食すことは、「信頼関係が構築しやすい」→「リラックスできる」

→いい展開!となる可能性が上がります(笑)

 

多くの方への感謝を忘れず、過度に焦ることなく、一緒に乗り切っていきましょう!

受験生のママさんが少しでもリラックスでき、お子さんがチカラを存分に発揮できますように。

 

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