高校生向け講座「キャッシュレス決済の仕組みと上手な利用法」【活動報告】
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
先日、高校3年生(約150名)のみなさんと先生方を対象に、
「キャッシュレス決済の仕組みと上手な利用法」についてのお話をさせていただきました。
高校生向けマネー講座・連続開催
昨年の12月、
この生徒さんたちが高校2年生の時に一度お話をさせていただきましたので、今回は2回目です。
前回のタイトルは、
「大人になる前に知っておきたいお金の話 ~社会人になるための経済学~」。
成年年齢18歳にドンピシャな学年だということもあり、
色々な角度から「お金」との付き合い方を意識してもらいました。
今回は、その中の「キャッシュレス決済」にスポットを当てたお話でした。
そもそも、キャッシュレス決済とは?
ズバリ、このような「現金」を使わない支払方法すべて、です!
電子マネー・プリペイドカード
クレジットカード
デビットカード
スマホ決済など
見えないお金が次々に登場していますね。
そして、
18歳の誕生日が来ると親の同意なしにクレジットカードをつくることも可能になります。
実は、
この春から一人暮らしを始めた我が家の二男が、(親の同意なしに)クレジットカードを作成。
最近報告を受けたばかりで、ホントにできるんだ・・・と、私自身が実感したところです(笑)
彼は学生で、かつアルバイトも決まっていない状況なのですが、
その限度額は、199,999円。
手元にお金がなくても、銀行に残高がなくても、とりあえず約20万円の買い物ができてしまうことになります。
クレジットカードの仕組みや支払い方法を理解していないまま使用すると、あっという間に大きな借金を背負うことにもなりかねません。
「しくみ」を理解することの重要性
知らなかった、
そういう意味だったのか、
自覚はなくとも、未成年者取り消し権で守られていたころとは変わってきますね。
きちんと理解をしないまま、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を使うことがないように
しっかりお伝えしてきました!
合い言葉は、
「リボ払い、ダメ、絶対」
絶対ダメだと言われる理由
自己破産につながるパターンを解説
限度額もチェックしておく必要性
リボ払いをきちんと理解すれば、安易に使ってはいけない支払方法だとわかってもらえます。
参加してくれた生徒さん全員からの感想文をいただいたのですが、(ありがとうございます!!)
その8割以上に、リボ払い、絶対しません。的な決意表明がかかれていました!
祖母にも伝えます!
ウチの親、大丈夫かな?
周りにも気持ちが向く、やさしいコメントも多く、感動までいただきました!
ひと先ず、おかあちゃんFPのゴールは達成かな(笑)
おわりに
あとは、
世界のキャッシュレスの進捗状況や
日本が目指しているこれからの社会についても触れ、
お金に強いオトナになってね、と伝えてきました。
上のグラフからもわかる通り、
日本は現金への信頼度が高く、他国に比べて決して広まっているとは言えませんが、少しずつ利用が伸びています。(2021年で32.5%・・・経済産業省「キャッシュレス支払額及び決済比率の推移」より抜粋)
クレジットカードに限ったことではありませんが、
これから社会に出ていく生徒さんたちには、
なんとなくではなく、しっかり理解して使いこなしていってほしいと思います。
もちろん、
オトナも負けずに、お金に強くなっていきましょうね!
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