おこづかいで始めてみよう!子どもの金銭教育
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
今回は、子どもの金銭教育のお話です。
最近、現金でのやりとりが減り「キャッシュレス社会」がどんどん広がっていますね。
みなさんは、利用されていますか?
「見えないお金」が主流になってくる今、
お金のことをどう子どもに伝えればいいのか?何を教えればいいのか?、考えてみました。
お金の教育の必要性
なぜ今、お金の教育が大事なのか?の理由を3つあげてみます。
①人生が長くなったこと・・・シンプルに生きていくためにはお金は必要です
②生き方が多様化していること・・・標準や平均が意味をなさないくらい生き方が多様化しているので、自分のオリジナルプランを考えることが必要です
③経済的な背景が変わってきていること・・・昔と今では人口・金利・社会保障などが大きく変わっており、時代にあった知恵が必要です
昔の正解が今は通用しなくなってきているので、変化に対応できるようになっていく必要があるといえます。
お金との関わり方
私が高校生向けにお話をする際に、毎回使用するスライドです。
・ムダ使いしない
・しっかり貯金する
・だまされない
という側面はこれまでも伝えられてきましたが、
他にも大事な要素がたくさんあります。
お金を学ぶということは、
少しづつでも、バランスよくお金と付き合っていく感覚を身につけることともいえるかもしれません。
まずは親子一緒に体験してみる
モノの値段を知り、実際に現金を使う体験をさせてあげましょう!
やらせてみる・まかせてみることがとても大事だと思います。
お子さんをじっくり見守っていきましょう!
かなり忍耐が必要ですが(笑)、
使い方を叱るよりも、観察するくらいの気持ちで。
失敗をとめるのではなく、失敗させてあげる。
小さいうちに、親元にいるうちに、いろんなことをトライさせて失敗させてあげる。
それがお子さんの深い学びにつながると思ってます。
そこで、取り入れてほしいのが「おこづかい」です。
おこづかいの与え方
いつからいくらくらいで始めればいいの?というお声はよく聞きますが、
正解はないと思います。
お子さんがお金に興味を持ったらチャンス到来!?
一番大事なのは、
親子で一緒にルール決めから始めること!
親の押し付けからではうまくいきません。
まずは、「おこづかいでまかなうもの」をクリアにしましょうね。
最初は自分の欲しいものだけでも優先順位がつけられず、プチパニックになるかもしれませんが、安易に補充しないように(笑)
使ったらなくなる、足りなくなる
これを味わってほしいのが一番かもしれない。。
慣れてきたら、必要なものも含めると責任感が増すかもしれませんよ。
知人は、小学生の内から習い事の月謝もまとめて渡したりしていたようです!今は、口座振替が主流なのでなかなかできないかもしれませんが、文房具代などを任せてみるのはアリかもしれません。
あとは、「渡し方」ですね。
よくあるタイプは以下の通り。
・定額制(毎月決まった額を渡す)
・お手伝い制(お手伝いごとに報酬として渡す)
・併用する(定額制とお手伝い制)
お子さんの性格にもよるので、試行錯誤でトライしてみましょう!
まとめ
おこづかい、けっこう親の忍耐にかかっているのかもしれませんが、
お子さんに考える機会をあげるためにもとっても重要だと思います。
長い人生、必要な時に必要なお金が準備できて、
やりたいことや夢や希望を叶えながらしあわせにいきてほしい。
そのチカラをじっくり備えてあげたいですね。
ご意見ご感想等お気軽にお寄せください。