わが家の教育費はいくらかかりますか!?

こんばんは、女性のお金の専門家、

マイライフエフピー®認定講師の森のぞみです。

夏休みが終わり、やっと少しずつ秋の気候になってきつつありますね。

季節の変わり目は体調不良になることも多いのでお気を付けくださいね。

教育費いくらかかるの!?どうやって貯めるの!?

「わが子の教育費いくらかかりますか?」

 

子供の誕生とともに不安な気持ち…教育費どうするの!?

私も妊娠してうれしかったのと同時に、無事に元気で産まれてきれくれるか、

産まれてきたらその後の生活費のことや、子供が何か習い事をしたいとか

私立の学校に行きたいとかもし言ったらちゃんと行かせてあげたい気持ちはありましたが、

果たしてそれがきちんとできるだろうかという不安がありました。

気持ちはあるけどお金はない…かもしれないと思っていました。

私のところにも

「子供はお金がかかると言われているけど、どのくらいかかるのでしょうか?」

「今どれくらいの教育費を用意しておいたらいいでしょうか?

私たちが子供の時よりもかかるのでしょうか?」

といった質問が寄せられます。

では実際、かわいいお子さんに教育費がどれくらいかかるのかを見ていきましょう。

 

教育費どのくらいかかるの!?

こちらは文部科学省が幼稚園・小学校・中学校~高等学校(全日制)の子がいる保護者に

聞いた教育費の調査結果をまとめたものです。

 

 

こちらの調査結果を元に教育費に係る金額を計算すると

A.幼・小・中・高(公立)=577万円

B.幼・小・中・高・大(公立)=820万円

C.幼・小・中・高(公立)・大(私立文系)=985万円

D.幼・小・中・高(私立)・大(私立理系)=2,391万円

となりました。

お子さんの希望される進路によって、金額が大きく変わってくることがわかりますね。

また習い事や塾に通う、通わないでも変わってきますね。

 

じゃあ私の場合はどうしたらいいのでしょうか?

今回進路によっていくらかかるという目安はお分かりいただけたと思います。

「でも先のことはわからない、どうやって教育費をみておけばいいですか?」

という質問をよくいただきます。

 

実際にお子さんがどういった進路を希望されるかはその時にしかわからないので、

まずは仮に進路を決めて計算していきます。

例を2件書いてみます。

①幼稚園~高等学校までは公立、大学は私立文系で考えてみますね。

高等学校までの授業料は月々の収入から支払うとすると、まとまったお金が必要に

なるのは大学進学時で約408万円です。

 

②幼稚園~高等学校までは公立、大学は私立理系で考えてみますね。

高等学校までの授業料は月々の収入から支払うとすると、まとまったお金が必要に

なるのは大学進学時で約551万円です。

 

大学進学だと実家から通うか、下宿するかだけでも大分金額が変わってきますね。

 

ここまで文部科学省のデータを元に教育費を計算しましたが、

あくまでも全国の保護者の方の教育費の平均ということを理解

しておいてください。実際は平均より多かった、少なかったというのは

人それぞれあることです。そして高校は授業料無償化対象の方もそうでない方も

含めての平均になっておりますので、実際の平均とはまた違った数字になって

いるので注意が必要です。

 

また大学費用の金額は大学に払う費用のみで、下宿代や定期代などの

諸経費は含まれていない、そして受験費用もこちらの表には入って

おりませんのでご注意ください。

 

奨学金や助成金など

事前に計画をし、お金を貯めておけばいいのですが、それが難しい場合も

ありますよね。もしその時になってお金が思ったより貯まっていない…といったことがあれば

給付型奨学金や貸与型の奨学金を利用されることも選択肢の一つとして考えられてもいいと思います。

 

どうやって教育費を貯める!?

〇児童手当を貯金する

産まれた月の翌月からもらえる児童手当ですが、総額でいくらもらえるか

ご存じですか?何と約200万円です。生活費とは別の口座に入れましょう。

(※24年度以降、第3子以降は約250万円)

 

〇先取り貯金をする

先取り貯金は、毎月の収入から一定額を先に貯金をするもので強制的に貯金が

できます。例えば産まれた時から先取り貯金を毎月10,000円ずつ貯金をすると

216万円になります。先ほどの児童手当と先取り貯金を合わせると約416万円ですね!!

先取り貯金は貯金だけでなく財形貯蓄、保険や投資などで貯める方法もあります。

先取り貯金をするお金がない…という方は固定費(特にスマホ通信費など)の見直しをおすすめします。

 

〇節税や情報収集をする

私はiDeCoを利用し、保育料・副食費の減額ができました。

自治体によっても子育て支援のさまざまな制度があるところも

あります(0歳児から保育料無償化・医療費18歳まで無料・習い事・塾代助成など)。

奨学金も給付型や貸与型などさまざまな種類があります。そういったことを

知ることは必要ですので、ぜひ情報収集してみてくださいね。

 

最後になりましたが、このブログがみなさまのかわいいお子様のことを

考えるきっかけの一つとなればうれしいです。そしてこういった

ライフプランは家族間で共有すると家族で協力できてお金が貯まるスピードも

一人で行うより早くなると思われます。ご家族で話し合いをしてみてくださいね。

その中でお金のことで聞きたいことや気になることがあれば

ぜひご相談くださいね

 

私の経歴

●小学校~高校まで公立、数年後大学進学。

大学は私立で給付型奨学金(半額)を受け、

残額は自分で支払う。

その数年後、専門学校1年間通い、国家資格を得る(精神保健福祉士)。

この時の学費は両親に援助してもらい、生活費は自分で支払う。

就職や退職を繰り返し、教育訓練給付金やハローワークの職業訓練を

受け資格取得(保育士、ヘルパー2級、FP2級)。

 

私の幼少期の習い事

〇最初に始めたのはピアノでした。その後書道、剣道、

珠算、バレーボール、中学の時に塾に2年行きました。

1日に4つ行ったりしていたこともありました。

 

 

子育て歴

子供が9カ月の時から保育園(小規模)へ預け、保育料の高さに驚くが

必要経費として支払っていくしかなかった。

お金の勉強を始め、iDeCoを利用+年齢が上がり保育料少し減る。

3歳児になり認可保育園へ転園、保育料無償化。私も転職し収入減。

1年後に副食費が減額。

小学校入学。5月より給食費無償化が続いている。

 

 

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