新社会人に知ってほしいお金のこと5選!
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
新社会人のみなさん、そろそろ新しい生活に慣れてきた頃でしょうか?
そろそろ「初任給」を手にするみなさんに知っておいてほしいお金のことを5つのポイントにしぼってお伝えいたします!
①給与明細の見方を知ろう!
初任給は格別です。大昔のことですが、私は今でもはっきり覚えています(笑)
ただ「いくら振り込まれるか」がわかればいいものではありません! まずはじっくり眺めてみてくださいね。
ここで大事なのは「手取り」を把握することです。
手取り=収入ー(税金+社会保険料)
「手取り」=毎月のやりくりをするための基準になります。
ここを把握せず「収入」を基準にしてしまうと貯蓄も支出もうまくいかなくなりますので気をつけましょう!
だいたい2割程度が「控除」という給与天引きになって、引かれています。
いったい何が引かれているのか?
税金と社会保険料(雇用保険・健康保険・厚生年金保険)が主なものですが、その中身にも興味を持ってみてくださいね。社会人になるということは社会を支える側にまわるということです。
②1か月いくらで生活できる?
この感覚、とても大事です。
自分が「いくらあれば1か月生活できるのか」を把握しておくことは、実は自分の安心感にもつながります。
めんどくさ・・と思った人!(笑)
今は、無料で使える「家計簿アプリ」などがありますので、思ったより大変ではないですよ。
3か月くらいやってみるとなんとなくつかめてきますので、ぜひやってみてください。
銀行とクレジットカードなども連携すると、なおわかりやすくなります。
そうすることで、結果的に「先取り貯蓄」も始めやすくなりますし、「固定費」が見える化されムダも削りやすくなります!
③保険加入を勧められたら?
新社会人になると生命保険の加入を勧められることもあるかと思いますが、みなさんどうしてますか?
私は、すぐに加入しなくてはならないものはないのかなと思ってます。
家族がいない限り急ぐ必要はないのかな、と。
必要な保険としては、1人暮らしを始めた人の火災保険、運転する人の自動車保険が挙げられます。オプションとして個人賠償責任保険をつけておくのもおすすめです。
個人賠償責任保険は、日常生活での他人に対する法律上の賠償責任をサポートしてくれるものです。
滅多に起こらないけど起こると大きな損失をもたらす(=まとまったお金が必要になる)ことにみんなで備えるのが保険のキホン、火災保険や自動車保険に特約で加入できますのでチェックしてみてください。
④クレジットカードの注意点
18歳から持てるようになったので、すでに使っている方も多いと思いますが、どんな使い方をしていますか?
私からは「1回払いのみで使う」というルールを提案させていただきます!
実感しにくいのですが、3回払い以上の分割払いやリボ払いには手数料が15%もかかります。
普通預金の金利がだいたい0.001%なので、単純に約15000倍。もったいないです。
リボ払い(=リボルビング払い)について少し説明しますと、
「利用金額や利用件数に関わらず、あらかじめ設定した一定の金額を月々支払っていく」支払方法のことです。
毎月の支払いが一定になるので管理がしやすい便利な機能だと勘違いされがちですが、
利息も高くいつまでも支払いが終わらないという状況になりやすいので、利用はしないこと!
「借りて使う」ではなく、「貯めて使う」を基本にクレジットカードは上手に利用しましょう。
⑤投資のすすめ
投資というと「お金を増やす金融投資」というイメージがあると思いますが「自己投資」にも力を入れてほしいと思います。
金融投資=稼いだ資金を増やすこと。
自己投資=稼ぐ力を高めること。
ざっくり言うとこんな感じです。
自己投資とは、自分に対してお金と時間をかけること。
例えば、読書、セミナーや講習会への参加、資格の勉強、語学やプログラミングの習得など。
自分自身に力をつけることを大切に。
そして、金融投資は仕組み作りから始めていくといいですね。
会社で確定拠出年金などがある場合はぜひ活用しましょう。
60歳までは引き出しができませんが、長期で運用できるので株式投資信託をおすすめします。
他にも、つみたてNISAなど国が推奨している「非課税制度」を活用しムリなく投資ができるといいですね!
投資についての詳細はまた次回に^^
おわりに
社会人スタートの時点からしっかりお金に向き合えば、おのずと結果が変わってきます。
ぜひ、みなさんの人生を楽しく豊かにしていってくださいね。
「初任給」を手にしたみなさんの参考になればうれしいです。
ご意見ご感想等お気軽にお寄せください。
ご質問も歓迎です^^