「ふるさと納税」今年はお早めに!【知っとく情報】

こんにちは!

富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。

9月に入ったというのにいつまでも猛暑が続きますね、、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こんな時はムリせず、涼しいお部屋で熱中症対策をしながら「ふるさと納税」を楽しみませんか?

 

そもそも「ふるさと納税」とは?

簡単にいうと、自分が応援したい自治体に寄付ができる制度です。

手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超えた部分が翌年の住民絵税や所得税から控除され、おまけに返礼品までもらえます。(申込期間は毎年1月1日から12月31日まで)

 

2008年から始まった制度ですが、当初の寄付総額は72億円。

しかし現在は大人気で、2022年度の寄付金総額は約9,654億円と総務省から発表されています。

なんと134倍以上です(笑)

1年前の寄付総額8,302億円からみても16%アップ、今も魅力が増しているようです。

 

この15年間、ふるさと納税のWebサイトが充実し控除証明書の添付が不要になったり、ワンストップ税制など便利な制度改正が行われたりしてきたのですが、今回の改正はクールダウン傾向。

2023年10月から返礼品のルールが厳しくなることが決まっています。

 

何がどう厳しくなるの?

まずは、寄付額に対する経費のルールが変わります。

大前提は「返礼品の調達は3割以下、送料や事務手数料なども含んだ経費の総額は5割以下」なのですが、

この経費にカウントするものが増えてしまうのです。

経費の具体的な項目など詳細は割愛しますが、

このコストが増える影響で返礼品の寄付額が高くなったり、ボリュームがダウンしたりするなどしてくるのではないかと思われます。

 

また、「返礼品は地場産品が条件」なのですが、

原材料も加工も同一都道府県内であることが加えられることになりました。

地元産が7割を超えないと認められないとなると、

これまで返礼品として登録されていたものが姿を消す可能性もあります。

 

値上げかも?なくなるかも?の前にできること

お気に入りのものがある場合は、早めに(9月末までに)ゲットしておきましょう!

お得感の高いものから改正される可能性が高いかもしれません。

 

ふるさと納税というと生鮮食品のイメージが強く、一気に届くのは困る・・・という声も聞こえてきそうですが、

□保存できるもの(常温)

□返礼品が届くタイミングを選べるもの

□カタログでえらべるもの

などに注目してみるのもいいかもしれません。

 

ちなみに我が家は、

タオル(愛媛県今治市)、鯖缶詰(福井県小浜市)、レトルトカレー(ご当地いろいろ)をリピートし続けていますので、まずはここからやっておきます^^

 

注意すべきことは?

ズバリ「控除上限額」です!

おそらく、昨年の源泉徴収票などから「控除上限額」を見積もって(ふるさと納税の各Webサイトで試算できます)寄付をなさっていると思いますが、あくまでも「昨年」の数字ですね。

今年の年収が確定するのは、あくまでも今年の年末近くになってからですので、最大限やりきるというのはやめておくほうがよさそうです。

 

おわりに

我が家では、2015年からふるさと納税をさせていただいてます。

転勤族からすると、ふるさと応援はもちろん、関わりのあった土地の応援被災地支援(返礼品なし)などにも活用できるこの制度は大変ありがたいものです。

もちろん、家計を助けちょっと贅沢も楽しめる「返礼品の魅力」もめちゃめちゃ大きいですが、本来の「ふるさと納税」の意味を考えると、今回の改正は致し方ないのかな。

でも、

現時点でやれることはやっておきたいなあとも思います^^

 

ご意見ご感想等お気軽にお寄せください。

めちゃめちゃ喜びます^^

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