「これからのキャッシュレス時代のお金の教育」小学校PTA録画配信【活動報告】
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
先日、富山市内の小学校PTAさんのご依頼で「家庭教育学級講演会」での講師をさせていただきました。
家庭教育学級のテーマに「お金」を選んでいただけたことを大変ありがたく感じます!
テーマは「これからのキャッシュレス時代のお金の教育」でした。
キャッシュレスが進む時代
「キャッシュレス」=現金以外のすべての支払い手段のことをいいます。
電子マネー
クレジットカード
デビットカード
スマホ決済など
たくさんの種類があり、使える場所も増えてきましたが、皆さんは使っていますか?
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これは、あるお寺に訪れた時の写真です。
お賽銭やお守りなどをいただくときの「お納め」も、細かい硬貨がなくても大丈夫でした(笑)
最近では、「ご祝儀もスマホでPAY」という現象も出てきているとか!
結婚式参列では、ご祝儀袋やピン札を用意するのも地味に大変だったりしますし、当日の受付で現金を預かる責任というのも重いものです。
スマホでPAYするときにはメッセージも送れるというメリットもあり、「これからのスタンダード」になるかもしれませんね。
実は、国もこの流れをどんどん後押ししています。
○国民年金保険料をスマホ決済で払える、2023年から
○交通反則金(罰金)もスマホ決済OKに
○給与デジタル払い、2023年春に解禁 など
メジロオシです。
そして、
「お金」はどんなカタチになっても、どれも同等に価値があり大切なものだということを、改めて認識していく必要があると思います。
まずは「親子で一緒に」体験を!
「キャッシュレス時代のお金の教育」というとハードルが高いかもしれませんが、
まずは、
「物の値段を知り、現金を使う体験」から始めてみてほしいと思います。
共働きが増え、親子で一緒に「買い物に行く」機会も減っているようです。
子ども自身がお金を使ったことがあるか、どころか、親が会計をしている・お金を支払っているシーンもほとんど見たことがないこともありえます。
使ったら減る
足りないと買えない
当たり前のことですが、
言って聞かせられるのと、自分が体験して実感することには大きな差があります。
ぜひ、そんな生きた体験をさせてあげてくださいね。
こんな顔させたくないかもしれませんが(笑)、
親の目が届くうちに、たくさんの体験と小さな失敗をさせてあげましょう!
子どもは知らなくていいよ・心配しなくていいよ
という親心は、
人生100年をリアルに生きていく子どもたちにとって「金融リテラシー」を学ぶチャンスを奪うかもしれません。
子どもたちに願うこと
親が子どもに願うのは
しあわせになってほしい
とてもシンプルなことかもしれません。
どんな社会になっても生き抜く力をつけてほしい
と思いはじめたのは、
子どもたちが親元を離れてから、だったかもしれません。
それには、
叱ることよりも、体験させ見守ることが有効な気がします。
それには、もれなく親の忍耐力が求められますが(笑)、
子どもとの関わりそのものを楽しみながらコミュニケーションをとることをおすすめします。
子どもと自然にお金の話ができる関係を築いておくことは、「いざというとき」のときの保険のようなもの。
困ったときに、親に相談してみようと思ってくれる可能性が上がる、かもしれません!
おわりに
今回は、小学校近くの公民館で行いました。
数名のPTA役員さんたちに対面で聞いていただきながら録画をし、後日保護者の方限定で配信される予定です。
授業参観等、学校に集まることができるようになってきましたが、
こういう配信は、時間に制約を受けずいつでも見ることができるのでありがたいですね。
ご感想ご意見等お気軽にお寄せください。
リクエストも承ります。