大学受験を考える子どものママに『おすすめの映画』~3つのポイントでご紹介します~【体験談】

 映画ビリギャル』ご覧になったことはありますか? 

ちょっと古いですが、2015年5月1日にリリースされたものです。

サブタイトルは 

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40あげて慶応大学に現役合格した話』 

 

まさに「受験もの」ですが、

これが、私のおすすめの映画です!

 

金髪の有村架純ちゃん主演のこの映画、当時かなり話題になりました。 

今でも「ビリギャル式」と名のついた問題集などが出ているくらいです。 

 

ストーリーは、ギャルそのものの女子高生が、

「子別」授業をする「個人塾」の先生と出会い、受験を通して成長していく姿を描いたもの。 

 

当時、長男が通っていた高校の校長先生がPTA総会で、熱く「おすすめ」されたことが 

私にはとても印象的で、すぐに映画館へいきました。 

 

結果、号泣(笑) 

 

何度見ても 涙がこぼれます(笑)

昨日も泣いてしまいました(笑) 

そこで!

大学受験を考えるお子さんのママに『ビリギャル』を おすすめする

『3つのポイント』 を書いてみました。

 

〇受験を支える親の心構えのヒントがたっぷり詰まってる!

〇受験生のキモチを尊重できるようになる!

〇チャレンジすることをあきらめないキモチを持てるようになる!

 

受験を支える親の心構えのヒントがたっぷり詰まってる!

塾で、先生から熱心な勉強指導を受けるシーンで、実在する参考書が出てきます。 

書籍の方には、実際に使った「参考書・問題集」などが、たっぷりと掲載してありましたが、 

今回、そこではないです。(笑)

 

心理学も学ばれた坪田信貴先生(←本の著者で塾の先生)の、 

子どもたちに対する姿勢、関わり方そのものが、 

受験生を支える親の理想ではないかなと、感じるのです。

 

とてもすべてをマネできるものではありませんが、

子どもたち、ひとりひとりを尊重した様子は、とても参考になりますよ。

 

ちなみに、我が家はこんなところにヒントをもらいました。

・やる気を引き出す動機づけ (大学選びのシーン)

・知っていることの大切さ (タマゴが立つシーン)

・納得したことは行動に移しやすい (過去問をやると自分で決めるシーン)

 

他にも、笑いとともにちりばめられている、たくさんのヒントがあります。

ご家庭の方針に合ったものを参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

我が家には3人の子どもがいますが、 

性格も個性もタイプも反応も、まったく違います。 

良い悪いではなく、違うだけ。 

 

「個別」ではなく「子別」 

 

「1対1」も、「個別」ですが、

もう一歩踏み込んで

「その子」に合わせる「子別」という表現

 

ここはかなり響くポイントでした。 

 

塾の先生は他人だからこそ割り切れる?という部分もあるとは思いますが、 

同じ「支える立場」の視点は、とても参考になります。 

 

受験生のキモチを尊重できるようになる!

がんばれば必ず結果が出る、というものではありませんよね。 

頭ではわかっていても、つい口を出したくなる時があります。 

 

でも 

 

いくらやっても結果が出ないとき 

試験会場の雰囲気にのまれそうなとき 

模試の結果に自信を失うとき 

もう投げ出したいと思うとき 

 

遠い過去に 

自分もどこかで味わったはずの感覚をきっと思い出させてくれます。 

今の受験生の状況やキモチが想像しやすくなるので、

むやみに小言を言えなくなる

一方的になりがちな親の押し付けをガマンして(多少は)見守れるようになる

気がします(笑) 

 

チャレンジすることをあきらめないキモチが持てるようになる!

 

大学受験をテーマにした映画ですが、 

受験生向けというよりは、 

受験生の「親」に響く内容だと思います。

 

だれにでも「可能性」があることを信じることは、すべての「根っこ」です。 

親にも、子にも、「可能性」がある!

 自然とそんなキモチにさせてくれます。

 

親が子どもを見ているように

子どもも親を見ていますね。

「親は親なりにがんばっている」かもしれない?

と思われるような生き方をしよう!と私は思えるようになりました。

親である私の姿勢をスッと伸ばしてくれたこの映画、おすすめです。

 

受験シーズンは、ずっと続くものではありませんが、

親子ともに不安定な気持ちになりがちです。

最後まで、親子で乗り切っていきたいですね!

 

ちなみに、書籍も読みましたが、

おなじ感動が味わえると思いますので、「読む派」の方にもおすすめです。

(文庫版には使われた参考書の紹介はありませんので、ご注意を)

 

おわりに 

映画の中で、 

「塾代」や「学費」のことで、言い争う夫婦の様子も出てきます。 

 「家庭不和」も背景にあるのですが、ここでは割愛します。(笑)

 

究極のところ、

親としてできることは 

「健康管理・メンタルケア・教育費の準備」 

 

健康管理とメンタルケアは、 

その時々の子どもを冷静に見て、寄り添っていくことが大切になります。 

 

でも  

「教育費の準備」は、事前に、計画的に行うことができます。 

貯める

増やす

もらう

借りる、など 

目処をつけておく

 

ひとつでも、気にかかることを無くしておくことは 

親のメンタルを保つコツともいえます。

 

お手伝いできることがあればいつでもお声がけください。

 

 受験生を応援するママたちのお役に立てばうれしいです。 

 

 山岡加代子